■ ドメーヌ・ジョリエ
かのシャンベルタンと同価格で取引されていた由緒ある畑 ー クロ・ドゥ・ラ・ペリエール
ブルゴーニュのコート・ドールの上下には、数世紀にわたり傑出したテロワールと認められているブドウ畑があり、多くは修道士が最初にその可能性を見出し、所有権を主張してきました。そのひとつが、ジュヴレ‐シャンベルタンのすぐ北に位置するフィサンのクロ・ドゥ・ラ・ペリエールです。
その歴史は12世紀に遡り、1142年にシトー派の修道士により醸造所がつくられました。その後、1853年に、ジョリエ家がマノワール・ドゥ・ラ・ペリエールと付随するブドウの樹を買い取り、現在は6代目に 当たるベニーニュ・ジョリエがワイン造りに励んでいます。
ベニーニュは、有機農法を取り入れ、収量を減らし、ブドウ畑に適したワイン醸造および樽熟成のスタイルを構築しました。2009年ヴィンテージから、ワインは24カ月樽で熟成されています(1/2は1年樽、1/2は2年樽)。
19世紀の様々なワインの権威が、クロ・ドゥ・ラ・ペリエールが特別な畑であると記しています。ラヴァル博士は1855年に、この畑をテット・ドゥ・キュヴェ(最上級)に挙げ、その他のコート・ドールのどのワインよりも長熟すると評しています。1930年代、この畑は「ペリエール・シャンベルタン」として申請されましたが(不受理)、ベニーニュ・ジョリエもまた、クロ・ドゥ・ラ・ペリエールをグラン・クリュ畑に昇格させるべく研究を重ね申請を行っています。厳選された老木のワインだけがクロ・ドゥ・ラ・ペリエールを名乗り、若樹のものはフィサン・プルミエクリュとしてリリースされています。
また、この畑で最も冷涼な畑ではシャルドネを栽培し、少量の白ワインも造られています。
※ クロ・ドゥ・ラ・ペリエールの若樹で造られるフィサン・プルミエクリュとクロ・ドゥ・ラ・ペリエール・ブランは、インテグリティが初めて日本に輸入するものです。
2013 Fixin, 1er Cru
2013 フィサン、プルミエクリュ
<クロ・ドゥ・ラ・ペリエールのブドウから造られたワイン>
Grape Variety : 100% Pinot Noir
5,500 円 (税込価格:5,940円)
2013 Fixin, Clos de la Perriere, 1er Cru (Monopole)
2013 フィサン、クロ・ドゥ・ラ・ペリエール、プルミエクリュ
Grape Variety : 100% Pinot Noir,
8,500 円 (税込価格:9,180円)
2013 Fixin, Clos de la Perriere Blanc, 1er Cru (Monopole)
2013 フィサン、クロ・ドゥ・ラ・ペリエール・ブラン、プルミエクリュ
Grape Variety : 100% Chardonnay